マーケティングドルフィンアホ # 161.

電脳市場”裏”本舗
”素人” Marketing Opinion

2004/02/12

アホ # 161.

がんばれ吉野家

次にあの牛丼が食えるまでサポートするぞ！！

＜１＞ついに発売中止

吉野家。。。。。どれだけ、思い出の詰まった名前だろう。アメリカ産の牛肉のBSE騒ぎで、ついに、最後までがんばっていた吉野屋も牛丼の販売を停止した。吉野家では、邪道だとか言って牛丼以外、食べた事なかったが、今日、初めて吉野家の親子丼を食べた。これから、あの牛丼が復活するまで、週に1回は、吉野家のxxx丼を食べに行こう。旨かろうが、不味かろうが、問題ではない。単に、吉野家をサポートしてやりたいから。

＜２＞たまご付けるからさぁ～～

学生時代、建築学科の先輩の課題をよく手伝わされた。模型を作るのを徹夜で手伝うのである。カッターでひたすら同じ形の部品を、作り続けたり、貼り付け続けたりするわけだ。なにも、先輩たちは、ただ働きさせるわけではない。ちゃんと、ご飯は食べさせてくれる。そんな時、吉野家の牛丼なわけだ。先輩からの電話も、

先輩：悪い、お願い手伝ってぇ、たまご、付けるからさぁ～～。
ぼく：えぇ～～、まじですかぁ。じゃぁ、おしんこもいいですか？

先輩：う～～～ん、じゃあ、たまごとおしんこでどうや？
ぼく：えっ？おしんこ、いいんですかぁ？行きます。行きます。

みたいな会話が交わされ、吉野家とも牛丼とも一言も言わずとも、会話のすべてが通じ合ったものだ。吉野家で、一度でいいから、大盛（当時は特盛はなかった）、たまご、味噌汁、おしんこ！！とフルコースを頼める身分になりたいよねぇ～～とか言っていた。今でも、牛丼フルコースは、なぜか頼めないんだよね。どれか、ひとつ欠けてるの。味噌汁とたまご。とか、おしんことケンチン汁。みたいに。。。。

もう、それぐらいなら頼めるお金も十分稼いでいるんだけどね。牛丼フルコースを頼んで食べる時は、溢れ出る涙を止めれないかもしれない。。。うううぅぅ。こんな事書いているだけで、涙ぐんできた。。。わかる？？男って、バカだよね。

しかし、吉野家の隅の方で、結構いいスーツ着てる親父が、牛丼食いながら泣いてたら怖いよね。

＜３＞特選吉野屋

そんな僕たちのTure Dreamが、かつては赤坂にあった。松坂牛（！）を使って作っている、特選吉野屋！！味噌汁は、Defaultで牛丼にセットになっていたらしい。お盆にのって出てくるらしい。とか、赤絨毯がしいてある。とか、店員が仲居さん風に着物着てる、とか、もちろん実際に行く事などできずに、勝手に想像で話を膨らませて遊んでいた。

僕たちの間では、運転手付きのベンツに乗ったら食べに行こう！！だれが一番最初に特選吉野屋の牛丼にありつけるか！！みたいな話をしていた。とっくに、この特選吉野屋はつぶれてしまったのだが、今の所、誰一人として、運転手付きのベンツには乗っていない。

＜４＞ Hungry精神の象徴

そんな思い出がいっぱいつまった、僕たちのHungry精神の象徴の吉野家の牛丼。今でも、そうだなぁ。2ヶ月に1回ぐらいは食べてたかなぁ。あの頃のHungry精神を呼び起こすために？単に、大好きなB級グルメとして？

それが食べれなくなるってのは、本当にさびしいね。吉野家が、牛肉を確保するまで、つぶれてしまわないように、ちょくちょく食べに行ってあげるからね。がんばれ！！吉野屋！！

＜５＞冷静に見てみると

ちなみに、冷静に昼飯時の吉野家を見ていて思ったのだが、一番客単価の安い牛丼がなくなって、いつもと同じぐらい混んでいたので、売り上げは、いつもより多いかもって思ってしまった。株でも買っておこうかなぁ。マクドは、BSEで失敗したけど、吉野家は、逆に、うまく乗り切りそうな気がする。日本人、浪花節に弱いのよ。演歌だねぇ～～～～。

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Imagine all the people living life in peace... By John Lennon
Last update: 2004/02/12