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2004/04/28    

アホ # 170.

そしてまた神に近づいた

科学がたどり着く先

赤ちゃんは、コウノトリが運んでくるなんて、今時は、小学生でも信じないかもしれない。動物は、交尾をして子孫を残していく。必然なのか、偶然なのか解からないが、つくずくよくできたSystemだと思う。自分が、こうしてここに存在している事を、感謝したい。

動物に生まれても、ペットの場合には、人間の都合で虚勢されたりして、その自然のSystemを超えたコントロールが施される。人の子供ですら、今は、コントロールの元に作る、作らない、何人作るなんて事を決める事ができる。現代科学が、もたらしてくれた選択の自由だ。

逆に、なかなか子供を授からない夫婦のためには、人工授精という手段まで創り出された。さらに、さらに、これこそ永遠の命なのか、ついには、自分のクローンの赤ちゃんさえ作る事ができる。

そして、ついに、科学が生み出したのは、メスとメスから子供を作るという事だ。我々、オスは、家の中だけでなく、社会だけでなく、ついに繁殖にさえ必要なくなるわけだ。

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20040422301.html

昔は、子供が授かるのは、神のみぞ知る。何人できるのかも、神のみぞ知る。人間が、動物として生きていた時代の話だ。

確かに、科学は、選択の権利を与えてくれた。しかし、それは、逆に言えば、自らの倫理観と自己責任で選択せねばならないということでもある。いわば、神の選択を自ら行わねばならないのだ。

な〜〜〜にも考えずに、ボコボコ子供が生まれて、貧乏だけどワイワイ暮らしていた時代の方が、楽だったのかもって、かぐやと名づけられた、メスとメスから生まれたマウスの事を考えながら、ふと思った。科学者が、知りたい興味を抑えて、倫理観を持ち続ける事を心から祈る。

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Last update: 2004/04/28